さすがにそろそろ引退させてあげてもいいと思うので、新しい環境としてさくらのVPSを借りることにしました。
CentOS
この手順書はすばらしい出来なので、これとFuntooのインストールドキュメント(Gentooハンドブックの差分が書いてある)を見れば大体できるのですが、いくつか注意するところがあるのでちょっと解説しておきます。
1. SystemRescueCDからイメージを取り出すところ
次の7つのファイルを取り出せとありますが、SystemRescueCD2.0では下の5つのファイルはisolinuxというディレクトリの中に入っています。これを、/mnt/workの直下にコピーすればいいみたいです。ディレクトリ構造を反映させる必要はありません。
- sysrcd.dat
- sysrcd.md5
- initram.igz
- rescuecd
- rescue64
- altker32
- altker64
2. /etc/make.conf
marchとかをどうするかですが、ぐぐってみるとcore2でいいんじゃないかという感じだったので、ひとまずcore2にしておきました。
3. grubの設定と/etc/boot.conf
Funtooは、boot-updateというコマンドでgrubの設定をするので、Gentooと同じ手順ではシリアルコンソールの設定ができません。(grubのバージョンも違うんでしたっけ?)
/etc/boot.confにparamsでシリアルコンソールの設定を書きだすようにしてあげましょう。私のboot.confは以下のようになっています。心配な人は、SystemRescueCDのブート設定も書いておけば、万が一の時も安心です。
This file contains bidirectional Unicode text that may be interpreted or compiled differently than what appears below. To review, open the file in an editor that reveals hidden Unicode characters.
Learn more about bidirectional Unicode characters
boot { | |
generate grub | |
default vmlinuz | |
timeout 3 | |
} | |
"Funtoo Linux" { | |
params += console=tty0 console=ttyS0,115200n8r | |
} |
最後の再起動前に/boot/grub/grub.cfgだけはちゃんとチェックしておきましょう。シリアルコンソールの設定を忘れるとCentOSのリカバリからやり直しです。
それでは、みなさん楽しいFuntoo生活を!