2011/02/03

さくらのVPSにFuntooをインストール

うちのサーバは、大学4年から大学院卒業までお世話になった2代目の相棒である「dynabook SS SX/2211」だったわけですが、ついに数日前にお亡くなりになってしまいました。(こいつはCDもついていないしUSBブートもできないので、PXEブートでGentooをインストールして使っていました)
さすがにそろそろ引退させてあげてもいいと思うので、新しい環境としてさくらのVPSを借りることにしました。

CentOSなんていう冗談みたいなOSはあまり使いたくないので、さくらの VPS に Gentoo Linux をインストールする(これ、お知らせからしかリンクないんですね。もったいない。)を見ながらFuntooをインストールすることにしました。

この手順書はすばらしい出来なので、これとFuntooのインストールドキュメント(Gentooハンドブックの差分が書いてある)を見れば大体できるのですが、いくつか注意するところがあるのでちょっと解説しておきます。

1. SystemRescueCDからイメージを取り出すところ

次の7つのファイルを取り出せとありますが、SystemRescueCD2.0では下の5つのファイルはisolinuxというディレクトリの中に入っています。これを、/mnt/workの直下にコピーすればいいみたいです。ディレクトリ構造を反映させる必要はありません。
  • sysrcd.dat
  • sysrcd.md5
  • initram.igz
  • rescuecd
  • rescue64
  • altker32
  • altker64

2. /etc/make.conf

marchとかをどうするかですが、ぐぐってみるとcore2でいいんじゃないかという感じだったので、ひとまずcore2にしておきました。

3. grubの設定と/etc/boot.conf

Funtooは、boot-updateというコマンドでgrubの設定をするので、Gentooと同じ手順ではシリアルコンソールの設定ができません。(grubのバージョンも違うんでしたっけ?)
/etc/boot.confにparamsでシリアルコンソールの設定を書きだすようにしてあげましょう。私のboot.confは以下のようになっています。心配な人は、SystemRescueCDのブート設定も書いておけば、万が一の時も安心です。



最後の再起動前に/boot/grub/grub.cfgだけはちゃんとチェックしておきましょう。シリアルコンソールの設定を忘れるとCentOSのリカバリからやり直しです。

それでは、みなさん楽しいFuntoo生活を!

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