2010/02/01

Ubuntu9.10でPPAの使い方が簡単になった

普段はMacやGentooを使っている人も、やむを得ない理由によりUbuntuを使わなければいけないシチュエーションが当然ありますよね。

そんな時に困るのが、Ubuntuのaptリポジトリにないソフトウェアや、あってもバージョンが古い場合ですね。
野良ビルドをしてもいいんですが、無駄にCPU資源を使って、後々管理しにくい方法でインストールするのは得策とは言えません。

「そこでPPAですよ」という発表を昨年のオブラブ夏イベントでしたのですが、9.10になってPPAの使い方が超簡単になったようです。

例えば、9.04でgitのstableを入れたいのであれば、まず/etc/apt/sources.list.d/git-core.list を以下の内容で作成し、
deb http://ppa.launchpad.net/git-core/ppa/ubuntu jaunty main
deb-src http://ppa.launchpad.net/git-core/ppa/ubuntu jaunty main
apt-keyで鍵を取り込みます。
sudo apt-key adv --recv-keys --keyserver keyserver.ubuntu.com E1DF1F24
鍵の取り込みは必須ではありませんが、そのリポジトリからインストールする度に、インストールしてよいか聞かれるので取り込んでおいたほうがいいです。

https://launchpad.net/~git-core/+archive/ppa Not using Ubuntu 9.10 (karmic)?をクリックすると表示されるされる部分がsources.list.dに書くべき内容で、Signing key:のスラッシュの後ろがapt-keyで指定する文字列です。

とてもとても大変ですね。

これが9.10ならば、以下のコマンドでOKです。
add-apt-repository ppa:git-core/ppa
ね。簡単でしょ。

こんなに便利になっていたのに、つい最近まで知りませんでした。これからはちゃんとリリースノート読みます。

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